この本の内容について
普通の簿記に関する本とは少し違い、この本のストーリーは漫画であらわれている。全くの初心者にも抵抗なく読めるように設定している簿記入門書である。
細かい部分がほぼいない代わり、全体像がきれいに描いている。
- 簿記の基本
- 目的:決算書を作るため、簿記はそのルールである。
- 流れ:取引 仕訳 総勘定元帳 計算表 決算整理 精算表 決算書
- 簿記で使う帳簿
- 仕訳帳
- 総勘定元帳
- 財務諸表(決算書)
- 資産と負債
- 費用と収益
- 仕訳
- 試算表
- 決算の手続き
- 減価償却
- 決算整理
- 決算書
難しそうに見えるかもしれないが、実際に著者は実例を踏まえて仕上げた本なので、読んでいるうちにそれぞれ簿記の単語の意味と重要性がわかってくる。
超入門書なので、内容はそこまで深くないが、簿記をマスターするためなら、全体像を把握するのが重要で、マインドマップを作った。実際こういう感じだ。 マインドマップ
勉強になるところ
おれは簿記の初心者なので、この本で簿記の全体像を少しわかったと思う。著者は最初から簿記全体の流れを説明してから細かい部分を話すと、知識と知識のつながりを図と会話で表現するのはすごくわかりやすいで、おれみたいなド初心者には中々の佳作だと思う。
とはいえ、この本はいいところばかりではない。
- 基本、綺麗に描いたマンガは難しい単語への抵抗感を和らげる役で、そこで知識を得ることができない。
- 内容が浅いので、ちゃんと説明してない部分も多い。
まとめ
この本は初心者にオススメできる入門書だと思う。特に簿記検定試験をゼロから勉強する方には、はじめから全体像を把握できる良い本だと思う。
この本のマインドマップをアップロードしたのて、ほしい方はどうぞご遠慮なく。